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Vol. 6 スケジュールその5 応募から内定へ
「Vol. 5 スケジュールその4 求人への応募時期」にて「応募の時期の目安はD2の夏頃からかなぁ・・・まぁ前倒しも後ろ倒しもありなんだけどね」という煮え切らない説明をいたしました。もっとはっきりと言い切れれば良いんですが、博士の就活というのは形があってないようなものなので、言い切っちゃうと嘘になりますので仕方ないです。
形が無いとはいえ、いずれは応募のときは来ますし、そのときの流れはおおよそ以下のようなものになります。
セミナー・説明会
企業が自社や自社が所属する業界を学生に向けてアピールするのが、セミナーや説明会です。学生の参加しやすさを考えてか、夏・春の長期休暇のタイミング、学部・修士の就活が解禁される3月前後に開催されることが多いようですが、それ以外のタイミングでも継続的に開催されています。
現在では、セミナーや説明会はオンラインで開催されることも多々ありますが、オンライン開催のイベントは開催時期もそれぞれといったところです。
まずはネットを検索して気になるイベントがあれば遠慮なく参加しましょう。
エントリーシート・ウェブテスト
エントリーシートの中身は会社によっても違いますが、自分の履歴や研究概要、学生時代に力を入れたこと、入社後のキャリア展望などを記載するようなものが一般的なようです。エントリーとあわせて、ウェブで基礎学力やSPIをテストする企業も少なくありません。本研究科の学生であれば、基礎学力もSPIも内容的には難しくありませんが、いわゆるテストに対するカンを失っている学生も多く、油断していると案外足元をすくわれたりします。参考書買うなりなんなりして、最低でも1回くらいは模試を経験しておくと良いと思います。
ウェブテストはなんとかなるとして、エントリーシートはそれなりに大変です。エントリーシートはあなた自身という商品のカタログのようなものです。それを読んだ企業に「こいつが欲しい!」と思わせることが目標になります。そのために可能な限り企業目線で自分の研究や自分の強みを評価・分析することが重要です。
キャリア支援室では自己評価・自己分析については個別面談を通してサポートしています。興味のある学生は遠慮なく問い合わせてください。
面接
面接というとなぜか妙にビビる学生が多いのですが、恐れることはありません。どんな面接もゼミやセミナーで日夜繰り広げられる教員による論破祭りに比べればどうということはありません。
そもそも面接に進んだ段階で、企業はあなたという人材に興味を持っています。様々な質問が飛んでくるとは思いますが、それはあなたを批判するためではなく、あなたを知るためです。答えにくい質問や意味がわからない質問があっても落ち着いて丁寧にその意図を尋ねれば、企業の方はきちんと答えてくれます。
面接は1回で終わることはほとんどありません。理系の場合は技術面接、人事面接、役員面接と少なくとも2〜3回は面接するのが一般的です。もっと多いこともあります。大変ではありますが、きちんと準備して誠実に対応していくことが何より大事です。
面接の練習がしたい学生はキャリア支援室にお声がけください。随時対応してます。
内定
内定は内定通知の受け取りをもって成立します。一般的には、内定通知の前にメールや電話で内定の連絡がきますが、これは正確には「内々定」です。
複数の会社から内々定、内定をもらう学生は少なくありません。この場合、非常に悩ましい決断を迎えますが、そこに正解はありません。自分自身でよく考えて、また時には家族や恋人にも相談し、自分にとっての最適解を見つけてください。
上記の説明は『理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術』を参考にしています。興味のある人は是非とも買って読んでください。ちなみにキャリア支援室には布教用も含めて3冊あります。
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